Kのこと。
メンタル崩壊。
マッチングアプリで知り合ったKのことで。まだ日記が彼に会うところまで追いついてないんですが、ちょっと限界がきました。
彼とは結局2回会って、その後トラブルになり、彼との関係はほとんど終了してますが、トラブル自体は続いてます。
もうここに書ける内容ではありません。
誰も見てないと思いますが、怖いので書きません。
昨日まで彼に完全無視されており、私はその間ほとんど懇願に近い内容のLINEを2回送った。
だが反応なし。
昨日の夜これが最後と、連絡をした。
帰ってきた言葉は一言「ごめんね」だった。
もうこれ以上返すことはできなかった。
彼は謝ってでも私との関係を終わらせたいようだ。
私も彼に本気になっていたつもりはなかったが、何時の間にか執着みたいなものが生まれていた。
何のトラブルか書いてないのでサッパリ意味が分からないと思いますが。。
私も大概馬鹿だけど、彼もおよそ40を過ぎた大人の男性とはいえない言動を数々してくれた。
娘という大切な存在がいるのに、よそ見をした罰が当たったのだろう。
プチ整形に手を出す。
私は昔から目の下にある膨らみがコンプレックスであったため、この度婚活を始めるにあたり、どうにかできないものかと調べたら、ヒアルロン酸注射で一時的ではあるが改善されるというではないか。
思い立ったが吉日。さっそく美容クリニックにカウンセリング予約し、行ってきた。
駅から少し歩き、路地に入った所の居酒屋やらが入っている小さなビルの中にそのクリニックはあった。
狭い個室に通され、事前のカウンセリングシートに気になる部分を記入し、予算はきつかったが多めに見積もって10万円に丸を付けた。
私よりも若いと思われる綺麗なお姉さんが入ってきて、一通りカウンセリングを受けた後、若い男性の医師が入ってきて詳しい説明を受けた。
「今は30代だからそのぐらいかもしれませんが、これから年を取ってくるとどんどん大きくなって、最終的には涙袋とつながって目の下凄いことになりますよ。」
「ヒアルロン酸注射は一年おきくらいにずっとやり続けなければいけません。脂肪をとる手術をすれば一回で終わりますし、コスト面でも遥かに安く付きます。」
「あなたのように、遺伝でなっている方は20代からこの手術受けてる方多いですよ。」
手術か…。正直そこまでは考えてなかったが、医師の言う事が本当ならば、手術をしてしまったほうがいいだろうと思った。
それから医師はやはり美容のプロであるから、私が気になってなかった部分までご丁寧に指摘しまくった。
自分の顔の欠点を面と向かって指摘されるなどあまり経験した事がないが、手鏡を持たされ
「ほうれい線もありますね?あと笑ったときに目尻に皺がかなり寄ってます。この皺って女性にはいらないんですよね。男性はあると何か紳士的に見えていいんですけど。それからシミとソバカスも結構ひどいですね。」
などと、自分の顔を見ながら言われると、言われた部分全てが気になった。
「これが一通りあなたがした方がいい施術です。この中から必要ないと思う物は削ってもらって大丈夫ですから。」
と医師は紙に書き込んで出て行った。
目の下の脂肪を取る手術、ヒアルロン酸とボトックスの注射、シミ、ソバカスにレーザーか何かを当てて薄くする施術。
もう指摘されたところに関してはすべてやってしまいたいと思ってしまった。何も本格的な整形手術を提案されたわけでもない。
問題は金額だ。
お姉さんが全ての施術をした場合の合計金額の見積書を持ってきた。
固まる私。
お姉さん、「モニター料金もありますよ。」とモニター割引を提案。
それでも決断しかねる私に、畳みかけるように
「本当はここまでできないのですが、特別に一回¥33,000のレーザー施術を無料でもう一回付けたうえで、合計の料金もあと少しお下げします。」
電卓を素早く叩き私の前に差し出した。
「正直かなりお安いかと思います。」
説明をするだけのお姉さんだと思っていたが、そこまでの権限があるのか。
「私もしてますけど、本当におすすめです。」
お姉さんの肌はツルッツルであった。
私「分かりました。それでお願いします。」
契約してしまった。
たくさんの書類を書かされるも頭の中は真っ白。
やばい。やばい。
仕事決まってないのに。
私はこんな所に来て何をしてるんだろう。
私はどこに進んでいるのか。生きていけるのか。
ここへ来て3時間くらい経っただろうか。
やっと解放され、お姉さんがエレベーターまでお見送りをしてくれる。
「本当に変わりますよ。絶対にやって良かったと思うと思いますよ。」
そう言ってにっこり笑った。
私は力なく「ハハハ…」と笑った。
7月27日(金)
7月27日(金)
娘、今日もラジオ体操に行かないと言い切っていたが、起きて少ししたら「行ってくる。」と言ってさっさと着替えて行った。
エライ!
この前も行きたくなくてサボったときにじぃちゃんに散々小言を言われていた。ちゃんと行きなさいというじぃちゃんに対して、娘は
「はいはい!」と言った後、
「そんなに悪いことなのかなぁ…。」
と呟いていた。
さすが私の子供だと思った。
私も口では行きなさいとガミガミ言っているが、実際のところラジオ体操に行かなくたって死ぬわけではないから別にいいか…と思ってしまう。
生活の習慣、小さな事の積み重ねは大事な事だと思うけれど、学校には文句言わず毎日ちゃんと行って、勉強もそれなりに頑張っている。
娘のなかでラジオ体操の意義がよく分からないのかもしれない。
実際「何でせっかくのお休みなのに行かなくちゃいけないの。」
と言っていた。
夜は見回りパトロール。たまたま同じクラスのお母さん二人がいたので、3人で回る。ずっとベラベラ喋っていただけだった。
お2人はやけに仲が良いなぁと思っていたら、元々同じ職場だったらしい。何の仕事か聞いてみると、看護士と言語聴覚士だった。
…すげぇ。
帰りもいつも20時とか、21時らしい。その上仕事終わりにパトロールまで来るなんて。凄すぎる。
あまり同じクラスのお母さんと話す機会もないので、かなり楽しかった。
忙しくてあまり参観とかも行けてないらしく、同じクラスだけど私の子がどの子かちょっと分からないと言われた。
でも「また声かけて下さいね!」と言われて嬉しかった。
7月26日(木)夜
長くなったので分けました。
7月26日(木)夜
昨夜、ブスであるからと顔写真を送るのを頑なに拒否したあげく返信しなかった。
よほどのブスだと思っただろう…。もう連絡はこないかもしれない。
と思ったら、夜普通に「お疲れー」とラインが来た。
とりあえず返信。
いつもは短文、一言ラインの彼だが、今日は少し長めで「、」など使って文を区切ったりしている。機嫌が良いのだろうか。
顔写真についても何も触れてこない。
結局、前のSDカードまで取り出し、必死で写りのいい一枚を探し出し送る。一緒に写っているのは前の職場の人たちだが、今の会社の人だと嘘をつく。
もうどうにでもなれ、と子供と写ったスッピン写真も子供の顔だけスタンプで隠して送った。
彼が急に絵文字など多用しだし、明らかに態度が変わる。
スッピンだが私のスマホのインカメラは勝手に美肌補正されるので、割と奇跡の一枚なのだが。(笑)
彼はご飯に行こうと言いだした。
あーあ。実物みたらどう思うんだろう。
7月26日(木)
7月26日(木)
今日は一生涯忘れられない日になるだろう。
出産の次に心を揺さぶられた日だった。
ハローワークの就職相談の二回目の面談に行った。担当者は前回と同じHさん。
私は昨日派遣会社に登録に行った事を話し、エントリーした仕事をみてもらった。
そしてものすごくいい職場だと言われ、ほとんど心は決まっていると話した。
すぐに仕事が決まりそうな事を喜んでくれるかと思ったが、Hさんの反応は予想外なものだった。
「すごくいい職場って言われたって、それは人それぞれの感じ方次第だから。」
なるほど。昨日派遣会社で話を聞いた時に感じた違和感はこれだったか。
確かに私は以前すごく環境がよく、中々人が辞めない職場に勤めた事がある。同期はここの仕事がとても好きで、できればずっと続けたいと言っていた。
だが、私はそこの職場が耐えられず、半年で辞めた。環境がいくら良くても仕事内容がどうしても合わなかった。
だからHさんの「いい職場は人それぞれ違う」という言葉はすごく納得できた。
それから年齢的にもそろそろ正社員の仕事を見つけなければならないと、焦っている事も伝えた。
「正社員になったからってそれで安定するの?正社員になればその仕事、ずっと続けられるって保障はないよね。」
「正社員に拘らないほうがいい。いくつになっても挑戦はできる。私は50すぎてやっとこの仕事に出会えた。」
そしてHさんは唐突に私にいつも読む雑誌は何か、と聞いてきた。雑誌はあまり読まないが、本はほぼ毎日何かしら読んでいる。その事を伝えると、さらに
「どんな本を読んでるの?」
と聞かれたので、エッセイやノンフィクション、小説はサスペンスとかファンタジーではなく、割と身近に起こりそうな題材のものを読んでいると言った。
Hさんはそれを全部メモして何やら考えてから言った。
「…多分、あなた人に興味があるんだろうね。」
「それと、個人の話ばかり読んでる感じからすると、組織に属してみんなで仕事をするというより、組織に属したとしても、ある程度自分ひとりで決めて出来る仕事が向いていると思う。」
「いつも読んでる本とか雑誌って、実は自分がやりたい事とか、向いてる仕事に通じてるんです。」
凄い、と思った。
Hさんは職業カウンセラーなのでそういった心理的なアプローチもできるらしい。
「あなたが何をしたいか、何を大切に思っているのかもう一度ちゃんと考えてみて。」
「弱みをつぶしていくんじゃなくて、強みをどんどん伸ばした方がいい。」
Hさんの言った言葉を全部ボイスレコーダーで録音したい、と思った。
一つも聞き逃したくなかったので必死で聞いた。
言葉や思考となって出てこない、私の心の奥底のほうにあった気持ちが、彼女の口から次々と出てきた。
Hさんの前で号泣。
あんなに人のために一生懸命な人っているんだな。
Hさんに出会えて本当に良かった。
ずっと変わらなきゃ、変わらなきゃって思ってたけど、違ったんだな。
ありのままの私が出来る事がある。それだけだったんだ。
今はまだ放心状態。これからの方向性をしっかり今から決めていく。
今日の事を母に話すと、
「そんな事で泣くの?」
「だから資格取りなさいってずっと言ってるじゃない。」
「もっと近くで働きなさいよ。」
と的外れな事を言われた。
昔から母には私の思いが伝わらない。
超真面目人間の母には、いつまで経っても安定した仕事に就かない私は、理解不能の不可思議人間なのだ。
7月25日(水)
7月25日(水)
今日は午後から派遣会社の登録へ。
スーツを着て電車に乗る。それだけで気持が晴れ晴れとした。
汗だくで歩くのも苦痛じゃない。
予想以上に登録に時間がかかり娘ちゃんの眼科の予約はキャンセル。
気になっていた仕事の詳しい説明を聞いて、やってみたいと思ったのでエントリーして帰った。
しかし担当の人が弾丸のように喋るので、一日こんな仕事をしているなんてすごいなぁ、などと思いながら聞いていた。きっと喋るのが好きな人なんだろう。
簡単に辞めてもらっては困る、とか色々言われて怯んだけど、かなり詳細に仕事内容を把握しておられて安心できた。
仕事帰りの人たちと同じ電車に乗り夕方に帰る。それもまた何とも言えない安堵感みたいなものがあった。
やっぱり外に出て人と関わるっていいな。辛い時もあるけど、何らかの形で社会に関わってないとダメだなと思った。
夜、彼にライン。話の流れで顔写真を要求される。
アプリに乗せているボケたプリクラでは信用できないらしい。
「とりあえずブスだから」
とか色々言ってはぐらかすもなおもしつこく食い下がってくる。
仕方なく色んな写真をフォルダから探してみるも、写っているのはどれも子供と一緒に写った、笑ってはいるけれど、どこか疲れた母の顔であった。
こんなの送れるはずもない。
結局見てくれで判断されるのか。私としては、もはや彼の顔などどうでも良いと思っていた。
返信しなかった。