redsweetpeaのブログ

アラサー未婚シングルマザーの日記

婚活を始めようと思ったワケ。

日記を公開するにあたり、日記に度々出てくる婚活アプリに登録するに至った経緯を書きます。誰もみていませんが。(笑)

 

前途の通り、私は未婚で子供を産んだ。以来8年間一切恋愛から遠ざかっており、それどころか勤める会社も女性ばかりのところであったため、異性と関わることすらほとんどなかった。

 

私自身、仕事と育児で毎日を生きるのが精一杯でまったく恋愛などする余裕がなく、したいとも思わなかった。又、23で子供を産んだ時「この子を一人で育てる。一生恋愛はしない」と心に誓っていた。

 

そんな私が今回なぜ婚活アプリというものに手をだしたのか。

 

これまで職場の人等には常々

「早く良い人をみつけろ」と言われていた。私は、

「いやいやそんなのはもう一生ないです。」

と、聞く耳を持たなかった。職を転々とし安定しない生活を送っていたが、結婚することによって安定した生活を手に入れる、という事がどうしてもピンと来なかった。

 

自分でお金を稼いで子供を育てていくという事はとても大変な事だけど、それ以上に

“一から誰かと出会って、デートして、時間をかけ関係を深めて、結婚に辿り着く”

という一連の流れをこなす事は、私にはとても大変なことに思えた。

 

恋愛というものは、日々の生活に余裕のある人がプラスアルファで楽しむものであって、日々の生活すらままならない私にはそんな余裕も体力もなかった。

 

子供を産んで3度目の転職。派遣社員として入社した会社には40代後半の私と同じシングルマザーがいた。(Tさんとします。)彼女も正社員ではなく、その会社のパートととしてフルタイムで働いていた。

ここの収入だけではとてもやっていく事はできず、親に毎月援助してもらっているという。だが親もいつまで生きているか分からないからこの先がとても不安だと言っていた。

 自分もそのような状態であるというのにTさんは、職を転々としている私をたいそう心配してくれた。

「私はもう年齢的に諦めたけど。あなたはまだ若いから。今のうちに正社員の仕事を見つけたほうがいい。今は求人もたくさんあるから。今きついのを選ぶか、後で貧乏を選ぶか、どっちかだよ。」

 

同じシングルマザーで苦労しているTさんの言葉はとても説得力があった。

 

ここの職場も最初こそ忙しく残業を頼まれたりしていたものの、徐々に仕事量は減っていた。これまでの経験から次の更新は多分ないな、と思っていた。

Tさんの言葉もあり、私はハローワークに通い正社員の仕事を閲覧したりしていたけれど、どれも給料や勤務時間の兼ね合い、残業が平均何十時間など、子育てと両立するには自分には難しく感じ応募には至っていなかった。

 

Tさんは毎日事あるごとに

「いいのは見つかったか、ハローワークには行っているのか。」

「これから先どうするつもりなの。」

とか尋ねてきた。

 

ある日いつものようにTさんとこれからの自分達の生活について話している時、彼女は言った。

 

「どうしても正社員の仕事みつけられないなら結婚しな。」

「私の友達もシングルでどうしようもなくなって、30代の時再婚したからさ。」

 

私「生活のためにですか?」

 

「そうよ。それで生きていけるんだからいいんじゃない?そんなもんよ。」

 

予想通り次の更新はなく私の派遣契約は切られた。今年の5月の事だ。

 Tさんとはラインの交換をしたが、辞めてからは一度も連絡をとっていない。

 

長くなるので分けます。